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「ここの団体を辞めたらもう業界にはいられない」
長井 そうですね。僕の時はまだ新日本、全日本、UWFくらいしかなくて、ここの団体を辞めたらもう業界にいられないような雰囲気でしたから。今は良くも悪くも団体が増えたし、厳しい新弟子経験を積まなくても、プロレスラーになれるようになっちゃいましたけど、昔は違ったので。
──今よりもはるかにプロレスラー志望者は多かったのに、プロレスラーになれるのはほんのひと握りでした。
長井 新生UWFは大ブームだったんで入門希望者もすごく多かったんですけど、結局デビューできたのは、1期生の田村(潔司)さんと僕(リングスでデビュー)と、同期だった3期生の垣原(賢人)くんと冨宅(飛駈)くんの3人だけですからね。
──他は入門テストに受かって入門できても、みんな辞めてしまっているという。
長井 でも、あれは残りませんよ。
──残りませんか(笑)。
長井 プロの世界なので、練習についてこられなかったり、デビューできるまでの体力が身につかない人は辞めていっても仕方がないと思うんですよ。でも、イジメは別ですから。体力面以外のことで辞めざるを得なかった人が多かったと思います。
──やはりそうなんですね。長井さんの同期は何人いたんですか?