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マッチングアプリに救われた
林 しばらくは父の家に居候していたんですが、会社の人たちから「一度、マッチングアプリ入れて他の人とご飯行って話した方がいいよ」と言われたんです。それで1週間だけやって、3人くらいとご飯食べて「世の中、優しくていい人がいっぱいいるんだな」と分かりました。
──どんな人と出会ったんですか?
林 同年代の会社員やお医者さんでした。皆さん結婚願望があったので、聞いてみたんですよ。「夜、私が友達とご飯行ったり、会社の飲み会に参加したりしても大丈夫ですか?」って。
そしたら、皆さん「全然大丈夫。職場のコミュニティがあるわけだから、当然行くべきでしょ」って。逆に「なんでそんなこと聞いてくるの?」と。3人とも同じ意見だったから「やっぱりあいつがおかしかったんだな」と安心しました(笑)。
──彼とは違う価値観に触れたんですね。その後、彼から連絡はありましたか?
林 1カ月くらいして急に連絡があって「一回会って話をしよう」と言われたんですが「家は怖いから、外じゃないと話したくない」と言って、飲食店で会ったんですよ。
私はもう気持ちもかなりリフレッシュしていたので、彼にマッチングアプリのことを話したんです。「素敵な人、いっぱいいたんだよね」って。でも彼は「ありえないよね、俺以外いないよ」みたいなリアクションでした。
──彼的には、別れたつもりではなかったんでしょうか。