人柄に惹かれて…男の子にも女の子にも好きな子がいた
――中学校では、好きな人はいましたか。
さらしな いました。男の子です。自分に自信があるオーラみたいなものがあって、小学校では会ったことのないタイプでした。
当時は、付き合うことはできないだろうと思っていたので、何もアクションは起こせなかったんですけど。今思うと、何かしら仲良くなっておけば良かったなと後悔していますね。
でも男の子も好きでしたけど、実は女の子にも好きな子がいて。まだ自分の恋愛対象がどちらなのか、自分でも分からなかったんです。性別で恋愛を見ていたわけではなく、その人の人柄に惹かれていました。
――小学校の頃のように男子から何か言われることもなかったですか。
さらしな 中学では全くなかったです。私、中1から生徒会長に立候補して、3年間ずっと生徒会長をやっていて、それもあって言われなかったんじゃないですかね。高校受験のために、内申点を稼がないといけなかったんです。部活には入りたくなかったので、先生から「内申点稼ぎのために何かしら活動はしないといけないよ」と言われて、それなら生徒会かなと。おかげで選挙でも学校でも人気者でした。
県で1番の学校への進学を断念することになった“伝統的行事”
――成績も相変わらずトップクラスだったんですか。
さらしな 成績は良かったです。当時は「学校の先生になりたいな」と考えてました。勉強が好きだったし、そのまま安定した公務員かなって。東京に出るなんてことは、全く考えていませんでした。
――勉強ができたとなると、高校は進学校へ?
さらしな 県で2番目の学校に進みました。本当は県で1番の学校に行きたかったんですけど、その学校は体育祭で男子が全員全裸になって踊るという伝統的な行事があったんです。「それは自分には向いてないな」ということで2番目の学校に。
でも、先生ともうまくいかなくて、ストレスで太って体重が100キロになるし、ヘルニアで学校を数か月休んだりして、けっこう大変でした。
写真=榎本麻美/文藝春秋
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