交際発展のきっかけは高1の夏休み
――どんなふうに恋愛関係へ発展を?
さらしな 最初は私の好意に気づいていて、なかなか仲良くなれなかったんですけど、部活で毎日接しているうちにだんだんと。一番大きなきっかけは、彼が高1の夏休み期間にチームとすれ違うようになって、部活に行きづらくなったときがあって。そのときに私が支えたんです。それで仲が深まって、彼から告白してもらいました。
私が生物学的には男性であることも、女性になりたいという気持ちがあることも分かった上で、好意を寄せてくれました。
普通にショッピングモールに行ったり、市街地で遊んだりっていうデートをしてました。でも皆さんが想像するような恋人っぽいことはしていなくて、本当にピュアな関係でしたね。
大学2年の二重整形と顔の脂肪吸引で女性になる決心が
――高校卒業後、東京理科大学へ進学されました。
さらしな 高校では生物を選択していたんですけど、東京は物理が必須のところが多くて受験できる理系の大学がほとんどなかったんです。それで他に興味があった経済や経営を学んでみようと、文転しました。
上京してからはこの世の春でしたね。最初は男性として大学に入学して、大学1年生の後半から髪を伸ばし始めて、「いずれは女性になろう」と考えてはいましたが、当時は全然決心がついていなくて。
――どんなタイミングで決心がつきました?
さらしな 大学2年生の5月か6月あたりです。一番大きかったのは、二重整形をしたことです。4月に、二重の埋没手術と、顔の脂肪吸引をしたんです。耳のところから管を入れて脂肪を取って。
私の中ではプチ整形くらいのつもりだったんですけど、「こんなに変わるんだ!」というくらい変化を感じて。女性になろうと意識したわけではなく、純粋に「かわいくなりたい」と考えて手術したんですけど、効果が大きすぎて。それがきっかけになりましたね。

