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連載クローズアップ

ジェームズ・キャメロンが「アバター」より前に作りたかった日本漫画原作映画

ロバート・ロドリゲス(映画監督)――クローズアップ

2019/02/22

「宿題」をキャメロンに見せると……

 その宿題は見事、花丸の合格点を得る。180ページから120ページに削ったのに、キャメロンが「どこを削ったかわからない」と言う程だったのだ。脚本を作るにあたっては、キャメロンの求めたことと同様、原作漫画にも忠実であろうと心がけた。

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

「撮影中、原作漫画のページを開いて、『このショットは、原作そのままだね』と言ったりすることもあったよ。日本のファンのみなさんにも期待していてほしい」

 サイボーグのアリータの目が極端に大きいのも、日本の漫画っぽくするため。アリータは、オーディションで抜擢されたローサ・サラザールの演技にCGを施して作られている。作業を担当したのは、『アバター』も手がけたこの業界でトップ中のトップ、WETAデジタルだ。

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

「ジムはWETAを雇わせてもらえないならやらないという姿勢だった。他よりギャラが高いのは、飛び抜けて腕がいいから。今作のために新しく開発されたテクノロジーもある。僕が映画化権を買っていたら、間違いなくこんな予算はもらえなかっただろう」

 それでも「今作は、キャメロンの映画で『ターミネーター2』以来最高に無駄のない映画になったと思うよ」とちょっと得意げな表情も見せる。将来、また低予算映画に戻るつもりも十分あるとのこと。良くも悪くも、貧乏性は、一生治らないのかも?

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

Robert Rodriguez/1968年アメリカ・テキサス州生まれ。低予算映画『エル・マリアッチ』で監督デビュー、その後自らリメイクした『デスペラード』でアクションファンに熱烈な支持を受ける。タランティーノと意気投合、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を世に送り出した。

INFORMATION

『アリータ:バトル・エンジェル』
2月22日(金)より全国ロードショー
http://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/

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