秋篠宮さまご夫妻と長男の悠仁さまは8月16日から25日までの日程で、ブータンを私的に訪問されている。中学1年生になられた悠仁さまにとっては、初めての外国訪問となった。
この外国訪問では皇位継承順位第1位の皇嗣である秋篠宮さまと、第2位の悠仁さまについて、宮内庁は不測の事態が生じた際の皇位継承への影響を考慮し、別々の民間機を利用するという判断をした。
同じ乗り物に乗られないのは危機管理上、当然のこと
宮内庁関係者が語る。
「秋篠宮さまは単独で、悠仁さまは秋篠宮妃紀子さまとお二方での渡航となりました。皇位継承順位が第1位と第2位の方が同じ乗り物に乗られないのは危機管理上、当然のことです。昭和天皇がご危篤となった際も当時の東宮御所から、皇位継承順位第1位の皇太子だった上皇陛下が上皇后さまと秋篠宮さま(当時は礼宮)のお三方で1台の車に乗って皇居に駆けつけられ、第2位の皇長孫だった天皇陛下と黒田清子さん(当時は紀宮)はお二方で、1台の車で駆けつけられています」
やはり危機管理上、上皇陛下と天皇陛下には宮内庁としても同じ車に乗っていただくわけにはいかなかったというわけだ。