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事故で「複視」のバドミントン桃田に、回復までの猶予
また、バドミントン男子シングルスで世界ランク1位の座を1年半もの間、守り続けている桃田賢斗は、今年1月の交通事故により、右眼眼窩底を骨折して手術をし、3月上旬の復帰会見の際には、「複視」という、物が二重に見える症状が手術前にあったことや、眼のリハビリがまだ続いていることを明かしていた。桃田に関しては五輪が1年延びることで回復までの猶予は確実に延びる。
東京五輪の日本代表選手団は約600人になる見込みで、これまでにおよそ100人が代表内定などの権利を持っている。残りの500人はどうなっていくか。少なくとも、20歳前後の若い選手たちにはチャンスが広がっていると考えて良さそうだが、20年を区切りと考えてきたベテランたちにとってはハードルがさらに高まることになった。
前例のない、五輪の延期。まずは今の世界的な感染拡大が収まり、日本国内では引き続き十分に気を引き締めて感染を抑え、1年後につないでいきたい。
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