昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

【ポイント4】午前の勉強が終わった瞬間に、昼ごはんを出す

 午前中の勉強時間は小学校、中学校の受験生以外は9時~11時の2時間で十分でしょう。3時間やるのはシンドイ。朝はダラッとなるし、なかなかエンジンがかかりません。午前の2時間でいかに集中するか、これがその日、1日をきちんと過ごす上で重要です。

 そして時計が11時になれば午前中の勉強が一旦終了しますが、ここで肝心なのは親がサッとお昼ご飯をテーブルに出してあげること。11時になった瞬間に出すのがポイント。勉強からご飯、ご飯から勉強と、きっちり切り替えることが大切です。メリハリをつける。学校でもチャイムが鳴れば切り替わるでしょう。それと同じです。「今日はちょっとまだできていないから、12時から昼ご飯にしよう」と言って、日によって時間がコロコロ変わるのはよくないですね。だから、親は子供が勉強している間に昼ご飯を作っておきましょう。

【ポイント5】自由時間ならテレビは○。ゲームとスマホは?

 確保すべき勉強時間としては、午前の2時間、午後は例えば14時~16時の2時間、夜は20時~23時の3時間とやれば合計7時間は勉強できる。受験生だったら、午後を3時間に増やして8時間やるとか。それで十分だと思います。1週間続ければ、問題集もかなりの分量をこなすことができますよね。

©iStock.com

 勉強以外の時間は、何をやってもOKな自由時間にしましょう。ここで多くの親が陥りがちなのが、「自由時間」「昼ご飯」「読書」などと勉強以外の予定も1時間ごとに細かく区切ってしまうことです。つまり「11時〜12時 昼ごはん」「12時〜13時 自由時間」「13時〜14時 読書」と予定を立ててしまう。

 こうすれば親は安心できるのですが、子供にとっては1時間ごとに縛られて、窮屈な気持ちになります。せっかくの自由時間なのに少しも休むことができない。例えば「11時〜14時 お昼ご飯、自由時間」と大まかに予定を立てて、子供の心にゆとりを持たせることが大切です。

「自由時間」になったら、思いっきり子供を遊ばせましょう。今の時期はテレワークのために自宅で仕事をする方が多く、そばで子供が大声を出して遊んでいると気が散ってしまい、つい「静かにしなさい!」「そんな元気があったら、もっと勉強しなさい!」と叱りたくなるかもしれません。

 でも、そこはグッと我慢です。「勉強以外の時間は何をしても良い」と一旦子供と決めたのであれば、親はそれを破ってはいけません。たとえ子供相手でも交わした契約は絶対に守らないと信頼関係が築けないのです。大人同士では契約違反は許されない行為ですよね。それを子供に気軽にしてしまうのは、親が子供を甘く見ている証拠です。

 ただ「ゲーム」と「スマホ」、これは絶対に禁物です! 一度与えてしまうと子どもはダラダラと永遠にやり続けます。今の時期は特に親が心を鬼にして取り上げるべきです。我が家も高1のときにスマホを購入して、夢中になっていた子がいて、「そのままでは人生潰されるよ!」「そのスマホに人生全部吸い込まれる!」と言って取り上げました。

 ある意味テレビの方がまだマシかもしれません。番組ごとに放送時間も決まっているので区切りもつけやすい。今は、コロナ関連のニュースを見せて親子で話し合うこともいいと思います。
 

©iStock.com