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#02『FLU 運命の36時間』

あまりに過激! 阿鼻叫喚の地獄絵図を描いた感染パニック映画

 

『コンテイジョン』が冷静に出来事を積み重ねていくスタンスなのに対し、『FLU 運命の36時間』は狂気のような激情が充満した作品。

 遅々として進まない治療にパニックになった感染者は暴動を起こし、抗体の奪い合いになり、ついには軍隊が出動する大騒動になってしまう……。

 「都市封鎖」を提言する医療関係者と政治家の対立を描くサスペンスや、アクションもふんだんに盛り込まれ、後半は目をそむけたくなるようなショッキングな描写も多数観られます。 

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 病院に運ばれた患者たちのマスクが血で真っ赤に染まっているといったぞっとする演出や、感染者が咳き込んだ際の飛沫を可視化し、様々な人々を病魔に侵していくさまを劇的に描いています。

 あまりに過激なシーンの数々に、観終えた後は手洗いやうがいといった感染症対策を徹底しよう、と誓うに違いありません。

FLU 運命の36時間
DVD/Blu-ray 販売中
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