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「家の主」は飼い主かネコか…“主人”のための贅沢な分譲住宅(@東京)

 

 そこに住まうことになる施主の希望に沿って設計されるのが、注文住宅である。リビングルームであったり書斎であったりと、重視されるものは施主によってさまざまだが、この頃では「ネコに優しい」戸建てを注文する家族も多いらしい。

 そんなネコノミクス時代を背景に、ついに分譲住宅でも「ネコと暮らす」ことを謳う物件が登場した。天井は高く、吹き抜けにはキャットウォーク(ネコ用通路)が通されているため、ネコは縦横無尽にこの家を駆け抜け、家族団らんの場に飛び降りることもできる。

(写真はイメージ) ©iStock.com

 キャットウォークの先にはネコ専用の扉まであるのだから、2階に陣取る一番広い洋間は、もしかしたらネコ様専用の寝室なのかもしれない。これでは誰が主人かわからない。

 古代エジプト以来、人類はネコを愛する文化を育んできた。イスラム教の開祖ムハンマドにも、ネコを溺愛したという逸話がある。「ネコのための戸建て」というのは、現代における人類のネコ愛の象徴なのかもしれない。