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なぜこれを自販機に? 昭和レトロな「謎の自販機」ベスト30 生うどん、焼肉弁当、白米付きボンカレー、手袋、乾電池…

レトロ系自販機の第一人者が選んだベストは?

2021/04/17
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15位「瓶飲料自販機」

15位「瓶飲料自販機」

「1980年代には500mlや1000mlといった大型の瓶飲料があってそれらはペットボトルに取って代わられ絶滅した。現在では200mlの瓶飲料がかろうじて生き残っていて、この写真のような古いものだけで無く比較的新しい平成以降に作られた機種も稼働しているところがある。現代では自販機に備えられた栓抜きの使い方を知らない若者もいるという。缶より瓶のほうがおいしいとよくいわれるが、それはアルミとガラスの熱伝導率の違いで、瓶は飲み口まで冷えているからである」

14位「カップフーズ自販機」

14位「カップフーズ自販機」

「カップ麺の自販機だが食欲をそそるオレンジ色とパネルのレトロなデザインが1980年代を思い出させる。カップヌードル自販機に比べると圧倒的に台数が少なくレアな機種だが、現在では稼働している個体は残念ながら無い」

13位「赤まむし自販機」

13位「赤まむし自販機」

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「いかにも精力がつきそうな『赤まむし』という栄養ドリンク専用の自販機だ。1980年代の飲み屋街などの片隅やトラック野郎が集うドライブインやオートレストランによく置かれていた。漢方をイメージさせるような赤地に金色のフォントと龍の姿が渋いデザインになっている」

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