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24位「タバコ自販機」

24位「タバコ自販機」

「現代では考えられないことだが、誰でもが自販機でタバコを買える時代があった。子供の頃、こづかい目当てに父のタバコを買いに行った記憶がある。昔はタバコの税金も安く一箱200円前後だった。その後23時~5時は販売中止となり現在のタスポに至るまで自販機はどんどんハイテク化されてきた」

23位「エロ本自販機」

23位「エロ本自販機」

「昭和の頃は街中にも堂々と置いてあったりしたエロ本の自販機。ミラーガラスになっていて昼間は商品が見えない。寝静まった夜中、人目を忍んで自販機の前に立つとやっと商品が見える。いざ決定してボタンを押す、とブーッ、ガサンッなどと深夜に響く音とともに出てくる。無駄に度胸を試された青春の苦い思い出だ。期待して買った商品はカラーページも少ない残念なB級本だった。現在ではこの型の自販機はほとんど絶滅しとても珍しくなった。写真は秋田県八郎潟町の『ピットイン真坂』という、これまた昭和の懐かしいドライブインで発見した一台」

22位「富士電機めん類自動調理販売機」

22位「富士電機めん類自動調理販売機」
22位「富士電機めん類自動調理販売機」
22位「富士電機めん類自動調理販売機」の湯切り

「カップ麺や冷凍食品ではない本物の生麺の作りたての熱々を、何と25秒で調理し提供するという昭和のスーパーマシン。1975年から20年間の間に全国で約3000台が設置された。最盛期には駅やパチンコ屋、ゲームセンター、そして自販機だけが並ぶオートレストランなどで活躍した。

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 生麺の入った丼に熱湯が注がれ脱水機のように高速回転して湯切りを2回し、最後に出汁が入る。回転の勢いで具が飛び出してしまうこともあったがそれはご愛敬。現在でも全国に65台ほど生存しレトロ自販機ブームを牽引している。麺、出汁、スープ、具は各店独自の仕込みなので西と東の味わいの違いも楽しめる」