美人と結婚できるのは、容姿にせよ、学歴にせよ、収入にせよ、それだけモテる要因を持っているからでしょう。当然、周囲の女性が放っておきません。とくに渡部さんは容姿に恵まれているうえ、不倫報道の前はテレビにもよく出ていて、売れっ子でした。
もっとも、それだけではないでしょう。いくらモテても、不倫しない男性はいくらでもいるのですから。
携帯に保存していた画像を互いに見せ合い自慢合戦
実は、看護師や医局秘書などと不倫を繰り返す男性医師は少なくありません。医師の多くは高収入なので、それだけモテるからでしょうが、彼らを身近で観察していて、女性を征服することに「狩り」のような快感を覚えるタイプが多いことに気づきました。
こういうタイプからすれば、結婚した時点で「狩り」は終わります。当然、「釣った魚に餌はやらぬ」という心境になりやすく、今度は次の「狩り」に乗り出すわけです。獲物を手に入れたときの快感は一瞬ですから、それをずっと味わいたければ「狩り」を延々と続けるしかありません。
先ほど取り上げた“超遊び人”の医師も、「狩り」の快感を味わうために次から次へと女性を征服しているように見えました。「類は友を呼ぶ」ということわざ通り、この医師は、やはり遊び人の同僚医師といつも飲み歩いていました。同僚医師も既婚者でしたが、「クラブ活動」と称して、高級クラブに通い詰めており、どの店にきれいな女の子がいるかを熟知していたからです。
この2人は、「今度はどの女の子をものにしたか」を携帯に保存していた画像を互いに見せ合いながら、自慢合戦だったようです。医局でも自慢合戦をしていたことがあるらしく、その場にたまたま居合わせた医師は、「自慢するんだったら、臨床の腕とか、論文の数とかにすればいいのに」とあきれていました。
自慢するのは、自分が征服した女性を「狩り」の獲物のようなものと認識しているからでしょう。自分が仕留めた獲物を剥製にして部屋に飾るのと同じ心理から、画像を保存するわけです。
しかし、これはかなりの危険を伴います。携帯に保存していた画像を妻に発見され、それをSNSで拡散されて大騒動になった医師を知っています。自業自得でしょうが、それですべてを失いかねません。「狩り」感覚で女性を征服することにはそれなりのリスクが伴うことを肝に銘じるべきでしょう。
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