昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/06/04

ミホノブルボンとライスシャワー、その後

 菊花賞ではじめての敗戦を喫したミホノブルボンは、その後、故障がつづき、一度も走ることなく現役を引退する。

 ミホノブルボンを無敗の二冠馬に育てあげた戸山為夫は、ダービーから1年後の93年5月29日、61歳で亡くなった。ミホノブルボンが厩舎にきたころに食道癌の手術をしたが、肝臓にも転移し、治療をつづけていた。

 ライスシャワーは翌年の天皇賞・春ではメジロマックイーンの3連覇を阻止して関西のファンから「関東の刺客」などと呼ばれ、春の天皇賞に2勝するなど名ステイヤーとして活躍した。しかし、京都競馬場でおこなわれた95年の宝塚記念で故障、安楽死となる。

ライスシャワー ©️文藝春秋

 一転して悲劇の名馬となってしまった小さな黒鹿毛。

 その功績を称える碑は、いまも京都競馬場内に佇んでいる。(文中敬称略)

名馬を読む2

江面 弘也

三賢社

2019年9月3日 発売

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

この記事の写真(14枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー