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自分が使えないツールには代案を出したりアドバイスを求めてみる
メール、SNS、チャットなどのコミュニケーションツールが多様化するなか、そのようなツールを「使いこなせる人」と「そうでない人」の差が広がりつつあります。
たとえば、あるグループがラインやフェイスブックでグループをつくる場合。アプリを使っていないメンバーから「それはやっていないので」「使ったことがないのでできません」などと言われたらどうでしょう? 一方的な断りの文句は、自分たちのことも否定されているようで、いい気持ちはしませんよね。特に仕事では、やる気がないととらえられてしまうことも。
もちろん、何をどう使うかは個人の自由。アプリを使わないことが悪いわけではありませんし、そのことを批判したり否定したりすることもできません。ただ、「できません」「やりません」と一方的に言うだけでは、関係性がこじれてしまいます。
こういう場合は、「別のやり方でもいいでしょうか?」「使い方がわからないので教えてください」と代案を出したりアドバイスを求めてみたりすることです。お互いが歩み寄り、折り合いをつける方向で話し合えば、着地点が見えてくることが多いのです。
わからないことやできないことを教えてもらって、誰かに負担をかけてしまう場合は、必ず「お詫び」をしたうえで「感謝の言葉」を伝えることも忘れずに。新しいことに挑戦する「前向きな姿勢」が、好印象につながっていくのです。