文春オンライン

2021/07/29

19歳の春に妊娠がわかって。そのとき2人は

――人気者同士の交際。苦労したことも多かったのではないでしょうか?

希美 彼の友だちの家や都内のお店で会うときは、私が段ボール箱の中に入ってガムテープで留めてもらい、荷物として友だちに運んでもらっていました。帰るときにも使うから、箱を破壊しないように出るのが大変だったっけ(笑)。

太陽 都内で会うときはすごく気を遣っていましたが、旅先ではまったく普通にデートしていたよね。あるとき、西伊豆でランチを食べに入ったうなぎ屋さんに声をかけられて色紙を書いたんですが、僕のサインの隣にのんが「辻ちゃんです」って書いたことがあった。

希美 SNSがなかったし、街以外ではマスクも帽子もなしでデートしたよね。初デートは私、黄色のフリフリミニワンピだったし(笑)。

――結婚を意識したきっかけはなんでしたか?

太陽 初めて意識したのは、お正月を辻家で過ごしたとき。このご両親とのんとならいい結婚生活が送れそうだな、というビジョンが見えました。それと、僕の実家に来たときも、入るなり「ご先祖さまにお線香をあげさせてください」って言ってくれて。「うちの親族も大事にしてくれるんだ」と思えたのも大きかった。

見つめ合う辻󠄀希美さんと杉浦太陽さん(公式ブログ「のんピース」より)

希美 私は“付き合う=結婚する人”という考えでした。彼が友だちを大事にしている姿を知っていたから、家族も大切にしてくれるはず! と思っていました。

太陽 もともと結婚したいということは両親や事務所には相談していました。結婚自体は誰からも反対されなかったんですが、ただ、彼女は当時まだ19歳だったから、20歳になったらという話になっていたんです。そして付き合って1年たったある日、「赤ちゃんができた」と聞いて。まずは「おぉ! おめでとう!」って言ったものの、その後2人で「今後どうしよう!」ってめちゃくちゃテンパりました(苦笑)。

希美 「まずは誰に報告すればいいの!?」となって、お互いの兄弟、親を集めて会議を開いたんだよね。それから、両親と一緒にそれぞれの事務所に報告しました。