文春オンライン

2021/07/29

希美 普段の生活の中でそういうことを伝え合うってなかなかないもんね。彼のそういう言葉に私は救われています。もう、夫として最高、のひと言です。好きなところは、と聞かれたら“存在そのもの”としか言いようがない。

太陽 それは僕も同じですね。ほかの人では、もう絶対に無理だと思う。付き合ってから15年間、ずっとお互いの“トリセツ”を読んできたようなものですからね。

ロケ仕事は人生のロケハン

――もう"仕上がっている”とは思うんですが、今後どういう夫婦になっていきたいですか?

希美 うーん。もう“維持”だよね。

太陽 “維持”ね。イントネーション大事。意地で続ける、みたいな感じになってるよ(笑)。

希美 この関係を維持していきたい。今の平凡な日常が続いてほしいと思っています。

太陽 僕、ロケ仕事は人生のロケハンだと思っているんです。日本全国に行ってるので、彼女に見せたい景色がたくさんあるんですよ。阿蘇の山の上とか桜島とか。流氷とかも……。

©iStock.com

希美 ありがたいんですけど、彼はロケハンしちゃってるから、一緒に旅行しても自分は感動しないんですよ。今でも忘れられないのが白浜に行ったとき。私はめちゃめちゃ感動しているのに、彼は嘘でしょ? っていうくらいクールで。

太陽 おう、よかったわ! みたいな感じでね。

希美 こっちは感動を分かち合いたいのに!

――もっと家族が増えても大丈夫そうですね。

太陽 子どもたち一人一人が個性があって本当に可愛いから、もう1人子どもが増えたらどうなるだろう、とはよく話しています。あ、でも女の子だったら……ブランクがありすぎてお尻のふき方とか忘れてるな。

希美 大丈夫、すぐ思い出すから。もともと子どもは3人かなって話していたところに幸空が生まれてきてくれて、その幸空がもう可愛くて可愛くて。だったら、5人目が来てくれても絶対可愛いよね、と。

太陽 産むのはのんだから、「5人目産んで」とは軽々しく言えないけど。

希美 あの辛いつわりさえなければね……(笑)!

大好きな人と結婚した、その後。

辻 希美

講談社

2021年6月17日 発売

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