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地底人、なまはげまで話が繋がるロズウェル事件

――確かなことは、1947年、ロズウェルに何かが墜ちて、その破片が回収された。そして、その目撃者がいたということですね。

三上 そう。あとは、第一証言者はみんな、それは気球ではないと言っていたということ。最初に「空飛ぶ円盤を捕獲した」と発表した軍の報道官はウォルター・ハウトという男なんだけど、彼も軍側の人間だから「やっぱり気球でした」と後から訂正したわけです。でも、死の間際に公証役人を連れてきて、宣誓して真実を話しますと。そこで、「あれはUFOでした」って言うんです(笑)。

ブリ・フィールドにあるモニュメント。写真の右側に破片散乱現場が広がっている。

――なんと……。

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三上 キリスト教徒だから、最後に告解をしたわけだよね。まぁ、彼の自宅の車のナンバープレートには「UFO」ってアルファベットが入ってましたから。なんだかんだ、UFOが好きだったんでしょう。

――ロズウェル事件については、これから新しい資料が見つかる可能性はあるんでしょうか。

三上 当時の日記が見つかるとか、そういう可能性はあると思います。ただ、当局がそこまで関与して事件をもみ消す理由は何なのか、というのは謎なんですよね。仮にUFOじゃないにしても、軍が発表しているような気球でもないはずなんですよ。じゃあ何なの、っていう。だから、決定的なものが出てくればね。宇宙人解剖フィルムも、まだ本物があるんだとかほざいてる奴はいる(笑)。だったら早く出してくれと思うんだけど。そんな感じで、ロズウェル事件はまだまだ続きますよ。ラヴクラフトみたいなもんだね。

©末永裕樹/文藝春秋

――この事件が多くの人を引きつける一端がわかった気がします。ありがとうございました。では、本日はこれで……。

三上 あ、いや、ロズウェルについてはまだ終わっていなくて。この話は、地底人まで繋がるんですよ。

――地底人……?

三上 1947年、ロズウェルと同じ年に、もう一つ世紀の大発見があったんです。わかりますか? ……死海文書ですよ。これが、実はロズウェルで見つかったUFOとリンクしてるんじゃないかと言われていて。

――そこから地底人まで、話が繋がっていくんですか?

三上 そうそう。そのポイントになるのが「なまはげ」なんだよなぁ。そこまで話したかったなぁ。良かったら、また聞きに来てくださいよ。これは日ユ同祖論も絡む話でね。なかなか凄い話なんですよ!

――あ、また機会がありましたら、ぜひ……。

三上 いつでもお待ちしてますよ!