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ぼくの夢を全否定するようなことをその先生にされた

質問1.のぶみさんは、東京オリンピック、パラリンピックの文化プログラムへの参加を辞退されました。参加を辞退された理由を教えてください。

1.オリンピック・パラリンピックの辞退については、僕が参加することで、SNSなどで批判を受け、その結果、誹謗中傷がエスカレートすることで、大切な大会に支障をきたすことが本意ではなかったため、ご迷惑をおかけしてしまう可能性を感じて辞退させていただきました。このような自分に大切な場面でお声かけくださったこと、それに答えられなかった悔しさと、過去の未熟な自分が作ってしまった誤解を受けるような原因については、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

SNS上で話題ののぶみ氏の自伝著書「『自分ルール』でいこう!」(KADOKAWA)

質問2.のぶみさんは自伝のなかで、「中学時代に3ヶ月間隠した牛乳を担任教師に飲ませたことがある」「女性教員に『今度会ったら殺すぞ』と恫喝したことがある」などと書かれています。これらの行為は事実でしょうか? 何故そのような行為をされたのでしょうか?

2.自伝は「自分ルールでいこう」というテーマでした。ご質問内容の通りの記載をしていますがここに至るまでの僕自身が感じていた苦しさやいじめの過去も同時に詳らかにした上で事実を書いています。●●様(※編集部注:担当記者の名前)はご存知かどうか分かりませんが、僕は幼少期から思春期にかけて、大変ないじめにあっていました。だからと言って、今度会ったら殺すぞという、自伝にも書いているような口の聞き方をしてしまったことは、思春期の頃の僕が大変未熟であったこと、そのようなことをしたことについては、成長するにつれ、後悔やお詫びの気持ちも大きく、だからこそ「自伝」の中に真実を書きました。いじめを受けていたことによる過去の辛い思いも、その頃の表現方法が間違ってしまっていた自分でも、それを認め、たくさんの反省や人生を見つめなおして考え抜いた結果、今はこうして夢を叶えたということを伝えたくて真実を書いたのです。そんな自分でも変わることができ、生きてこれたことを書くことで、いじめられて悩む子供たちの気持ちに寄り添いたかったのです。

 

 幼少期から思春期に、壮絶ないじめを受けていたことや、先生に、ひどい仕打ちをしてしまった時の僕の気持ちを誰よりも理解してくれているのが妻です。今回改めて当時のことを妻と話しました。

 

 また、僕が絵本作家になろうと頑張っていたとき、先生がそれを見て、授業で絵本を取り上げてくれて、読み聞かせをしてくれたことが、当時のぼくにとってすごく嬉しかった。ところがその後一転し、ぼくの夢を全否定するようなことをその先生にされたため、それが悔しくて、辛くてたまらず、その思いの表現方法がひどい言葉になってしまったこと、気持ちの伝え方を知らなかった当時のことを反省しています。

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