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自分が世の中を変える

―イルミナティカードについて友達に話をしたとき、友達は何か言っていましたか?

被告 「すごいね、そういうのがあるんだね」と話していました。

―友達には自分のことをどんな言葉で表しましたか?

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被告 「伝説の指導者」と、ネットには書いてあったのでそう言いました。

―「伝説の指導者」にあなたがなれるかもしれないと。

被告 そうです。

―他には?

被告 ありません。

―自分が世の中を変える話は友達にしましたか?

被告 したと思います。

―具体的には?

被告 重度障害者を殺すと話しました。

―何人ぐらいに話しましたか?

被告 50人ぐらいです。

―賛成する人、反対する人はいましたか?

被告 はい。

―その割合は?

被告 半分以上の方に同意してもらったと思います。

―どういう台詞で同意したんですか? 

被告 私はよく冗談を言うのですが、一番笑いがとれたと思います。

―それはあなたが冗談を言っていると思ったのではないですか?

被告 それが真実だと思ってくれたんだと思います。

「悪いけど、悪いことじゃないね」

―例えば、友達はどんなことを言っていましたか?

被告 「悪いけど、悪いことじゃないね」と言ってました。

―「日本が滅びる」という話は、措置入院の前からしていたのですか?

被告 前からだったと思います。

―その後もしていたのですか。

被告 はい。

―どっちが多いですか?

被告 後の方が多かったと思います。

―「社会を変える」何か別な表現を使ったことはありますか?

被告 革命を起こす、と。

―革命を起こすこと自体について友達は何か言っていましたか。

被告 驚いていました。

―革命が成功すると思いましたか。

被告 わかりません。

(第8回公判 被告人質問より抜粋)

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