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「それならやれると思って」難関国立大学卒、一部上場企業に入社した女性が“処女”を守りながら “SM風俗”で働き続けるワケ

『限界風俗嬢』より #1

2021/08/14
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 性的な行為に積極的

「私ってクリが感じやすいんですね。舐められたりすると、もうなにも考えられなくなっちゃうんです。いっぱい濡れたところで、クリと中を同時に攻められたら、すぐにイキそうになります」

 これまでにいちばん興奮したプレイについて尋ねたところ……。

「前と後ろの両方を同時に、バイブで攻められたことがあるんですけど、快感と興奮で声が抑えられなくなりました」

 攻められるだけでなく、自分から攻めるのも大好きだと語る。

「ご奉仕は大好きですね。自分が一生懸命やって相手の反応がいいと、すごく嬉しくなっちゃう」

 ちなみに、この仕事で初めてAF(アナルファック)を経験したそうだ。

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「最初は戸惑いましたけど、慣れると気持ちよくなってきました。圧迫された感じで苦しいのが、なんかイイんです。あと、その前の浣腸も恥ずかしいけど気持ちイイです」

 風俗で働く時間について、周囲には遊びに出ていると話しているらしい。

「両親と同居してるんですけど、まったく疑われてないですし、そんなに罪悪感はありません。あと、職場で店のプレイを思い出したりもするんですけど、ああ、早く店でプレイしたいなって、考えてますね」

 そんな彼女、SMの仕事はいつまで続けるつもりだろうか。

「この仕事はいつまでとは考えていません。だって、プレイを楽しんでますし、辞める理由がとくにないですから」

 取材時間はセミヌードの撮影も含めて30分あまり。あくまでも店と彼女の宣伝が目的の原稿であるため、性的な行為に積極的な印象を抱かれるような発言を並べている。とはいえ、カギカッコのなかのコメントは、すべてカオル本人の口から出たものだった。

“封印”していたカオルの秘密

 だがじつは、この記事ではある事実を“封印”していた。当時22歳のカオルは処女だったのだ。

 処女と風俗嬢という要素は相反するようでいて、共存が可能である。現実には裏で容認している一部の業種もあるため、あくまでも建前の話になるが、日本では法律上、性風俗店における本番行為は禁じられている。また、意外に感じられるかもしれないが、性器とは規定されない肛門を使うAFは、法に抵触する性交とはみなされない。そうしたことから、風俗嬢であっても処女でいることは不可能ではないのだ。