――中沢製麺で人気の商品を教えてください。
中澤:中華麺のラインナップは人気が高いです。「昔ながらの細縮れ麺」、「手もみ風中太麺」などです。それと栃木といえば焼きそばですから、「二度ぶかし焼きそば麺」も人気です。細麺と太麺の2種類があります。それとJR小山駅の「きそば」で使用されている「きそばゆでそば」、「えきそばのつゆ」なども人気があります。
バラエティ豊かな人気の生麺を紹介
しかし、生麺がたくさんあって目移りする。常時35種類以上50種類程度の麺が用意されている。それでは怒涛のように押し寄せる生麺を見ていこう。まず人気の高い「昔ながらの細縮れ中華麺」。実際に茹でてみるとそれほど強いウェーブはかかっていなくて食べやすい。「玉子入り細縮れ中華麺」もある。「全粒粉入り平打ち中華麺」も人気である。「オーション中華麺EX」などの二郎テイストの生麺もある。
そして人気の「二度ぶかし焼きそば麺ノーマル」は細麺とマニア向けの太麺がある。JR小山駅「きそば」でおなじみの「ゆでそば」もあるし、そばつゆやどんぶりも販売している。地元の大麦を入れた「大麦中華麺」や「大麦入り日本蕎麦」、「大麦入りうどん」もある。これは面白い。他にも「生そうめん」、「餃子やワンタンの皮」、「生パスタ」まで扱っている。オリジナルのスープの素もたくさんそろって賑やかである。
――「岩下の新生姜」や「ミツハソース」など栃木の人気食品も販売しています。自社製品にこだわらず、地元の人気商品はこれからも増やしていきますか?
中澤:焼きそば麺を売れば、それにはどんなソースが合うかってことになって、自社製品ばかりでなく地元の人気商品も紹介しなければという流れになっています。地元の無農薬野菜も紹介したいと思いますし、どんどん企画が増えていきそうです。栃木は食品工場がすごく多いので、やはり、栃木色は隠すよりアピールですね(笑)。