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《山形13歳女児イジメ飛び降り自殺》「救える命だったんだよ!」「加害者は今も大手を振って歩いている」怒号飛び交い、涙する母親も… 緊迫の“保護者説明会”90分間

《山形13歳女児イジメ飛び降り自殺》「救える命だったんだよ!」「加害者は今も大手を振って歩いている」怒号飛び交い、涙する母親も… 緊迫の“保護者説明会”90分間

山形13歳少女イジメ飛び降り事件 #5

genre : ニュース, 社会

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イジメ当事者が、妹に対して報復をするんではないかという心配も

「準奈ちゃんには妹さんもいらっしゃいます。まだ小学生です。学年はあえて伏せさせていただきますけども。今回、『キモい』だの『死ね』だの、簡単に言ってしまえば脅迫、侮辱、そういう類をしたこれ、犯罪者です。その者たちが今現在、普通に大手を振って歩いている中、この妹さんに対して報復をするんではないかという心配も私はあるんです。『お前んちの親が騒いだおかげで自分が大変な目にあった。準奈いなくなった、お前さやるで』。

大好きな妹と写真に写る準奈さん

 そんな可能性ゼロではないわけですよね。これだけ半年以上時間が経っていて、先ほども申し上げた通り、証拠の隠滅、口裏合わせ、もう完了していると思います。じゃあ、これから何をする。報復ですよ。『よくやってくったぜ。うちらもだし、うちらの親もとんだ迷惑したで』って。やった連中は私たちとは言わないでしょうけども、帰りに待ち伏せして、妹さんに危害を加える。はたまた石澤家に何らかの攻撃を加える。現段階でお考えでしょうか?」 

「そのようなことはないと信じたいわけですけど、もしそのようなことがあるとすれば、事前防止の対応策、まあ調査をした段階で、ご遺族の石澤家さんとも連絡をとりながら、対応していくというふうにしたいと思います」(校長)

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学校は「ご遺族の意向」「調査中」と繰り返し

 保護者説明会は20時30分に終了。保護者からは学校側の怠慢に、厳しい質問が何度も突き付けられたが、学校は「ご遺族の意向」「調査中」と繰り返し、準奈さんの自殺とイジメの因果関係については認めなかった。準奈さんの父親は、「文春オンライン」の取材に対して、以下のようにコメントを寄せた。

「私たち夫婦も出席するかどうか、直前まで迷いましたが、私たちがいると保護者の方も思うように質問できないと考え、せっちゃんと自宅で一緒にいました。多くの保護者の方々が娘のことを思って、質問してくださったと聞いて、胸が詰まりました。本当にありがとうございます。保護者説明会が終わってから現在まで、学校からの連絡は一切ありません。娘をイジメた生徒、その保護者は自分できっとわかっていると思います。第三者委員会の聞き取りがあった時は、正直に本当のことを話してほしいです」

 今、現在も準奈さんに対して加害者生徒、保護者からの謝罪は一切ない。

準奈さんの自死現場となった酒田市立第一中学校

【悩みを抱えた時の相談窓口】
「日本いのちの電話」
▽ナビダイヤル「0570-783-556」午前10時~午後10時
▽フリーダイヤル「0120-783-556」毎日:午後4時~午後9時、毎月10日:午前8時~翌日午前8時

 10月9日(土)21時からの「文春オンラインTV」では本件で取り上げられた保護者説明会の音声を公開する。

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