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「安い・早い・うまい」が売りでも、来年は“値上げ”待ったなし…? 2021年の立ち食い・大衆そばをふりかえる

2021/12/21
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「予測3:テイクアウトが増える」

 2020年からテイクアウトできる店舗が増えていた。その傾向は2021年さらに広がった。また、通販オンラインショップの充実も進んでいる。

「しぶそば」ではオンラインショップで「年越しそば」(2人前)550円を発売している。12月26日まで予約販売可能で、宅急便で配送される。オンラインショップでは、出汁の効いた「そば屋のカレー」、「しぶくまくんぬいぐるみ」も発売中で、なかなか充実している。なお、年越しそばの店頭販売は12月26日より、販売可能な店舗で実施するそうだ。

「しぶそば」のオンラインショップは充実している

「名代箱根そば」では「家箱おしながき」として、テイクアウトできるメニューを充実させている。また、年越しそばの店頭とオンラインでの販売を今年も行っている。年越しそば(生そば・そばつゆ各3人前、薬味1セット)は予約特価700円(オンライン予約は17日まで、前売り引換券は店頭にて26日まで)、店頭販売では750円で販売される。また店頭での引換えや販売は12月30~31日(一部では29日)に臨時売店が設置されて行う予定という(27~29日は店舗カウンターで引換えや販売が可能)。  

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「名代箱根そば」のテイクアウトメニュー「家箱おしながき」
「名代箱根そば」の年越しそばはネットで注文配送したり店頭でゲットできる

「名代富士そば」ではほとんどの店でコロナ禍前からテイクアウトが可能であり、コロナ後に充実させた店舗もあるという。年越しそばについては今のところ販売計画はないという。

「ゆで太郎」の年越しそばは「おみやげそば」(640円)

 また、「ゆで太郎」もほとんどの商品が持ち帰りOKである。「おみやげそば(生そば2人前・おつゆ・わさび付き)」640円を年越しそば用に用意しているとのこと(店内にて予約受け付け可能)である。なお、店舗によって年末営業日が異なり、31日営業店(15時迄営業)と休業店があるようだ。