慶太は内装屋、祥太は電工としても活躍中
ーー現在はどういったお仕事を?
慶太 芸能もちょいちょいやりつつ、一人親方として独立して内装屋をやっています。壁紙や床材を貼ったり、床と壁の間にある巾木(はばき)を入れたり直したりということを。
祥太 僕も芸能のお仕事が入ったらやらせていただいて、それ以外では電工として働いてます。照明やエアコンの配線もやりますけど、いまはセキュリティ・システムやカードリーダー、防犯カメラの取り付けをメインにしてます。
ーーふたりで同じ現場に出たりすることも。
慶太 たとえば僕が内装の仕事を受けている現場で、「ちょっと電気の工事もあるんだよね」「じゃあ、ちょっと知ってる電気屋さんに相談してみます」と言って、「祥太、あそこの電気工事なんだけどさ」と連絡したりしてます。
祥太 「いいよ、じゃあ行くわ」みたいな。
慶太 今度はこっちの方面で一緒にやってる。
祥太 お互いに職人同士として、うまく連携してやってますね。
ーー現場で他の職人さんに、「あれ、テレビに出てなかった?」などと聞かれますか?
祥太 全然、あります。
慶太 リフォーム中の現場で、初めて会った大工さんに「あれ、前にどっかの現場で会ったっけ?」とか。「いや、会ってないですけど」「なんか、見たことあんだよなあ」って。
ーーそういう時、盛り上がるものですか。
祥太 僕は「違います」と否定してしまいますね。芸能の仕事とは、完全に意識を切り替えてるし。こないだも4ヶ月くらいの長い現場で福岡に行ってたんですけど、女性の職人に「斉藤祥太・慶太に似てない?」と聞かれて。正体を明かしたら仕事しにくいなと思って「いやいや、よく言われるけどね」と最後までごまかして。
その後、インスタで彼女から「やっぱり斉藤祥太だったんじゃないですか! 写真撮ってほしかった」ってコメントをもらって、ちょっと申し訳ないなとは思いましたけど。