1ページ目から読む
4/7ページ目
開始早々に凄まじい釣魚力を発揮
ラインに大きめの針を結んだだけのシンプルな仕掛けだが、牡蠣の重さで一気に水深15mの海底まで沈んだ。着底して少しラインを張りアタリを待っていると「ふっ」と軽くなった。餌取りにやられたのだ。
このようなやり取りを何度か繰り返す間にも、先生は当たり前のようにイシダイやコブダイを釣り上げていった。
焦って釣ろうとせず、アタリ方の違いを見極めるためにも、どんどん餌をとらせて反応の違いを確認していく。すると強く引き込まれるアタリがでた。
しっかり合わせると魚が乗った。小気味よい引きであがってきた魚は……イシダイ! の幼魚(シマダイ)だった。
かぶせ釣りの初釣果で嬉しかったが、このサイズなら千葉県でもサビキ釣りで釣れることがあるのでリリース。餌取りと言うとフグやキタマクラを連想するが、このイシダイ釣りの代表的な餌取りはイシダイ(幼魚)らしい。
その後、牡蠣が落ちていく最中にひったくられるアタリが出てとっさに合わせると、これまでにない強い引きが!
上がって来たのは…イシダイ! の若魚(サンバソウ)。