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連載文春図書館 ベストセラー解剖

「簡単・時短・節約」は当たり前、メニューを考える手間さえ省ける…「決定版レシピノート」の使い方とは

『Mizukiのレシピノート 決定版! 500品』(Mizuki 著)――ベストセラー解剖

2022/02/16
『Mizukiのレシピノート 決定版! 500品』(Mizuki 著)学研プラス

〈簡単・時短・節約〉は当たり前。さらに美味しさや作る人の達成感まで重視して、日々ブログでレシピを発信している料理研究家の著者。本書はこれまで公開されてきた膨大なレシピを、主に使用する食材や料理の種類ごとに整理・分類して詰め込んだ、事典的で便利な一冊だ。

「著者から『ブログの素材を一度整理したい』というお話があったのが企画のきっかけです。著者のファンは料理が苦手な人というよりも、毎日料理をしなければいけない状況の方や、献立のマンネリに悩んでいるような方が多い印象をSNSでのコメントから受けていました。ですから、昨今の料理本でよく用いられている調理工程の写真をたくさん載せて一品を丁寧に解説するスタイルを避け、逆に大量のレパートリーを詰め込むことに専念してみたんです」(担当編集者の岡田好美さん)

 事典的な本の作りから、少々意外な形での使用法も生まれているとか。

「家族からリクエストを受けるのにも便利と聞いて驚きました。たとえばお子さんにこの本を渡して、食べたいレシピに付箋を貼ってもらう。そうすることでメニューを考える手間が省けるんですよね。そんなやりとりを繰り返して、本が付箋だらけになったご家庭もあるそうですよ」(岡田さん)

 本書で家庭内コミュニケーションを増やしてみては。

2021年10月発売。初版2万3000部。現在4刷11万4500部(電子含む)

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