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――聞いているこちらがドキドキします(笑)。かなりのチームプレイですね……!

インリン そんな撮影が多かったので、ゲリラ撮りは得意なんです。どこへ行ってもパパッとやれますよ(笑)。

「Tバックのままでメイクしたり」

――そうして撮影を重ねていくと、やはり最初は恥ずかしかったとしても、自分の中で目覚めていくといいますか、どんどん開放的になっていくものなんでしょうか?

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インリン 不思議とそうなんですよね。最初はTバックとかも恥ずかしいなって思ってたんですけど、だんだん慣れてきちゃって。グラビアの現場だと、ずっとガウンを着ていて、撮影するときだけそれを脱ぐんです。

 でも、ガウンを着たり脱いだりするのも面倒くさくなってきて、もうTバックのままでメイクしたりとか(笑)。スタッフさんは目のやり場に困っていたかもしれないですけど、どうせ見せるんだし、楽だし。そんな感じでやってました。

――大胆ですね(笑)。

 

インリン Tバックをはいたのも、撮影のときが初めてだったんです。最初は生地が小さすぎて、まずどっちが前なのかさえわからなくて。さらにこれ、はいている意味があるのか、何のためにはくんだと疑問で。すごく意味不明なものですよね、Tバックって。なんか食い込むし、あまり気持ちよくなかったんですけど……でも、そのうちTバックじゃなきゃダメになっていくんです。

 結局、プライベートでもTバックしかはかなくなっちゃいました(笑)。そんな風に、仕事を通して自分もすごく変わっていったんです。

インリン
1976年、台湾生まれ。タレント・モデル・歌手。短大生時代に読者モデルへ応募。その後カメラマンとのユニット「ジョイトイ」のメンバーとしてグラビアデビューし、バラエティー番組やプロレスにも出演。2008年に結婚し、現在は3人の子供の母として台湾で暮らす。自身のYouTubeチャンネル「インリンちゃんねる」では、台湾や美容の情報も発信している。

撮影=鄭弘敬

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。