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科学の力で魚との知恵比べを制することはできるのか?

 押江込蔵に漬け込んだもやしは、もはや人間が食べてはいけない状態になってしまったが、このもやしで魚が釣れるのか。同じくちょい投げ釣り開始。

 ジャリメを使ってキスを狙うように、もやしを2cmほどに切って通し刺した。海底をゆっくりさびいてくると……サビハゼが釣れた。

もやしで釣れたサビハゼ

 さらにメゴチまで釣れた。

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メゴチ

 野菜が餌になったのだ。アミノ酸を添加することで集魚効果を生み出すことが分かった。

 この検証をさらに深めるべく別の日に大根を使って試してみると、こちらもアミノ酸強化大根では釣ることができた。

大根で釣れたキス

 野菜が釣り餌になるということが証明されたのだ。

大根

コスパ最強のポストの座は…

 ただし、厳しい現実とも向き合わなくてはいけない。アミノ酸に漬け込んだ大根の釣果がキス1匹に対して、ジャリメは6匹と大差がついた。

ジャリメでは毎投アタリがでるほど好反応

 ゴカイ類が餌として優れているのは歴然だった。野菜が釣り餌になり得る証明はできたが、コスパ最強のポストの座は見送られた。アミノ酸濃縮液はもともと集魚効果のある付け餌に添加し、その効果を最大限に高めるために使用することをオススメする。

もやしを餌にすると[果たして魚は釣れるのか?]投げ釣りで検証してみた!