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自分の顔を嫌いになった理由

――一つ一つの言動に悪気がなくても言われているほうはストレスやプレッシャーが蓄積して、コンプレックスになっていきますよね。YouTube動画でもご自身の過去の写真を否定されているのが印象的なのですが、そう思い始めたのは何かきっかけがあったのでしょうか。

ちえ 昔からとにかく自分の顔が嫌いで、写真に写った自分の顔をマジックで消してましたね。

ちか 消しとったよね。

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ちえ 修学旅行の写真もマジで嫌だった。写真に写りたくなくて、隠れられるときは隠れてた。双子だと写真とかも比べられるので、それも嫌だったんだと思います。「ちかちゃんの方がかわいい」とか「ちえちゃんの方が顔が整っている」とか言われたり。

妹の吉川ちかさん

ちか 私のほうは、小1くらいの時におばあちゃん家で三面鏡を見たのがきっかけです。自分の顔を正面以外の角度から見るのが初めてで、「えっ、こんな顔なんだ」って引いてしまって。

 それ以来、よく三面鏡の前に座ってました。片目が一重だからブスなのかなって目をいじったり、鼻をつまんで小鼻をちっちゃくしようとしたり。その頃からリングコームの細い方で二重の線をつけ続けたりして。

――最初の整形はその二重幅をお2人で揃えたそうですね。

ちか メスを入れたいって言い出したのは私です。アイプチで二重幅を整えていたんですけど、アレルギーが出て幅を保てなくなって。

ちえ 双子で同じ遺伝子だから、絶対私もアレルギー出るし、実際に少し出始めてたからそれなら手術しようかって。それで同じ先生のところで同じ日に二重整形しました。

ちえさんの二重整形手術。上の写真は幅広の二重整形手術を受けた時、下の写真はその後二重幅を狭めた時のもの。(本人提供)

――初めて整形手術を受けてみていかがでしたか。