双子だと確定するまで家族で話し合いをした
双子だと確定するまではとにかく家族で話し合いました。体力的な心配と子どもたち1人1人との時間が減ってしまうことへの不安があったので。ただでさえ上の双子たちには我慢させてしまうこともあったのに、下の子も双子だともっと我慢させてしまうと思って。
それでも生まないという選択肢はなかったです。もちろん現実的なことをたくさん考えましたけど、工夫してそれぞれの子どもと向き合う時間を取ろうと決めました。それにダブル双子という貴重な経験を思いっきり家族で楽しもうって。
――ご両親の反応はどうでしたか。
miyaco うちの両親は、私の体を心配していました。やっぱり多胎児の出産はリスクもありますし、最初の出産で長期間入院していたので、もう1回体が持つのかどうか不安に思っていたみたいで。「嬉しいけど、体は大丈夫なの?」って驚きと嬉しさと心配が全部ミックスした感じでしたね。
――出産はいかがでしたか。
miyaco どちらも帝王切開で出産したんですが、最初の出産は切迫早産になってしまい、数ヶ月入院しました。その経験もあったので2回目の出産は長期入院にならないようにできるだけ安静に過ごして出産に臨みました。
2回目の出産では長期入院をすることはなかったんですが、もしかしたら死ぬかもしれないという不安がありました。ただでさえ多胎児の出産はリスクが高いのに、2回連続なんて体は大丈夫なのかなって。遺書も準備したりして。大げさかもしれないですけど、それくらいの覚悟がありましたね。
――2回目の出産後、4人の子どもたちの子育てが始まりました。体力的にいかがでしたか。