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6.セリア/尻手ロープ(スプリングコード&リング付グリップバンド×2 各100円)

スプリングコード&リング付きグリップバンド

 大物釣りを始めた時、誰もが通る“竿ロケット”を回避する最重要アイテム。まさか自分の竿が飛ぶなんて……。しかもドラグを緩めているのに……。

 だが、竿は手すりを射出台にして、海中へとロケットのように引きずり込まれるのだ。ドラグは手元から出すと簡単に出るようで、実はガイドを通した魚側から引っ張ると少し出にくく、そのわずかな感覚の差が原因でタックルをロストする。

 対策用の尻手ロープを組むには竿1本につき300円かかるが、大切なタックルが海へダイブするリスクを回避できるなら安いだろう。作り方はグリップバンドを竿尻とクーラーボックスなどに取り付ける。その2点を結ぶようにスプリングコードを繋ぐだけ。

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手すりに直接繋ぐこともできる

 竿側にナスカンを付けると、魚とのやり取りでコードが邪魔にならない。

あるのとないのでは安心感が違う

 コードが最長で80cmなので、クーラーを竿尻に近づける必要がある。

 仕掛けの交換頻度が高い釣りなら確かに面倒ではあるが、タックル用ライフジャケットと思って大物釣りには尻手ロープの着用をオススメする。

7.ダイソー/フィッシュグリップ(500円)

フィッシュグリップ

 こちらもアジばさみでは掴めない大きな魚が釣れた時、あるいはリリース前提のターゲットを極力手で触れることなく持ち上げるために必要なアイテム。また、そもそも手で触るのが危険なトゲに毒のある魚も近海に生息しているため、魚の判別が付かない釣魚はフィッシュグリップで扱った方が良い。

指で引くとハサミが広がる

 リリースの際はグリップで魚の下顎を掴み、垂直に持ち上げてリリースして欲しい。

クロダイも口に指を入れると大変なことになる……

 特にスズキは掴んだまま持ち手を90度捻るとグリップが顎下の薄皮を貫通してしまうので、魚に傷をつけないためにも注意していただきたい。

8.ダイソー/フィッシングメジャー、セリア/魚計測メジャー(各100円)

ダイソーのフィッシングメジャー

 ダイソーが100cm、セリアが80cmまで計測可能。それぞれコンパクトに収納できるマジックテープが付属している。目盛りの表示が大きいので、SNSに投稿した魚のサイズが閲覧者からも分かりやすい。

セリアの魚計測メジャー

 ダイソーは10cm毎に赤色マーカーが施されているが、セリアはブランドイメージ通りの2色のシンプルデザイン。生地は若干ダイソーの方が厚みがある。