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 それぞれのコメンテーターが「気になるニュース」についてコメントするという流れだったので、これで終わるのかと思っていたら、突然、話の流れを変えたのは中丸さんだった。

突然、飛び出した“ジャニーズ事務所の社会貢献”エピソード

(中丸さん)
「ただ、個人的にもう一つ、いいですか。25年くらい所属しているけど、ジャニーズ事務所に対して、『ここ、いいなあ』と思うところもやっぱりある。社会に貢献する気持ちはだいぶ強い会社だと思います。

 

 たとえば阪神淡路大震災の時とかも6年くらいの期間、継続的に募金活動をしたり、最近の話でいうと、コロナが流行った頃すぐの時も、国とか自治体がまだそこまで手が回らないという部分があったと思うんですけど、その時に一企業として小回りの効く援助をやった。

 

 医療現場に物資を届けるとか、そういう(ジャニーズ事務所の)姿勢は好きなんです」

 

(中山キャスター)
「社会貢献をずっとやってきたよね」

 

(中丸さん)
「(社会貢献が)たぶん好きな会社。一個人としてはそこが誇りに思っているので。今回の件があったから、そういうのをもっとやってくれ、ということではないんですけど、そういう部分を引き続き、行ってほしいなと期待をもっています」

中山秀征キャスター(日本テレビ「シューイチ」5月28日より)

 中丸さんが話題にしたジャニーズ事務所の社会貢献という話に、MCの中山キャスターも食いついて合いの手を入れる。

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 スタジオは、次第にジャニーズ事務所のタレントたちが被災地支援など社会貢献で尽力して感謝されているという話や「センシティブな内容なので慎重になろう」という話に移っていく。もともとあった少年に対する“性加害”という深刻なテーマから「論点」がずらされていった。

“性加害”という言葉が強調されない放送だった

(中山キャスター)
「僕ら一連のニュースを見たのは社長が2週間前ですかね。VTRでコメントなさったところから、世の中の動きが随分あるように思うんですけど、当然、被害があったという方がいらっしゃるわけですから。そういう方はこれを機会に徹底的に納得の行くまで話し合っていただければなあと思うのは当然。

 

 だけどやっぱり、中丸くんたちアイドルの人たちに『救われた』という人たちがいるのも事実。彼らの歌、彼らのバラエティー、彼らのトークで救われたという方もたくさんいる。そういったことも考えながら話し合っていってほしいなあと考えています。

 

 僕は外部の人間だから、もし、本当であれば、ジャニーさんの生前、こういったお話ができたら一番よかったのかなとは思いますけどね。それはもうかなわない話ですから、ここで言ってもしょうがないですけど……。中丸くん、最後にありますか」

 

(中丸さん)
「さっきもいいましたけど、ホントにセンシティブな内容なので、その時に思ったことを行動に移すというよりは、ちょっと慎重になって、今回の件もそうですけど、設置されましたけど、そういう気持ちでやってほしいなと思います」

 

(中山キャスター)
「前に進んでいければなと思います」