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2年連続最下位でも続投濃厚 中日・立浪和義監督が目論む“先輩・清原和博コーチ就任”

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絆の強いあの先輩を打撃コーチに?

「自身のPL学園の先輩である清原和博氏を来季、打撃コーチに呼ぶことです」

 と、明かすのは中日関係者である。

「立浪監督と清原氏の絆は強く、覚せい剤取締法違反容疑で清原氏が逮捕された後も支えていた。キャンプや主催試合への入場をNGにする球団もある中、立浪監督が就任すると清原氏はすぐ中日のキャンプを訪れる。昨年7月には始球式も務め、今年のキャンプも訪問。立浪監督は名古屋のメディアに、清原氏を解説に使って貰えるよう頭を下げたことも」(同前)

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既に清原氏は始球式で中日ユニに袖を通している ©時事通信社

 その甲斐あってか6月には中日戦の解説も予定している清原氏。稀代のスラッガーの人気はいまだに高い。

「打撃の指導法はシンプルで、評論家としての評価も高い。球団側にとっては営業面で観客動員数増加の起爆剤にすることもできる。スポンサーにも『立浪さんがそこまで熱望するなら……』と納得してもらえる可能性は十分あります」(同前)

 二軍監督を務めているのは立浪監督の同級生・片岡篤史。清原氏が入閣すれば、“PL化”はさらに進む。

2年連続最下位でも続投濃厚 中日・立浪和義監督が目論む“先輩・清原和博コーチ就任”

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