3ヶ月で背中は広くなり腹筋には念願の縦筋が
ーー「3ヶ月あたりで見た目も変わってきて」とのことですが、部位的にどのあたりが。
山下 ラットプルダウンのフォームをチェックするために背中の写真を撮ってもらったら「あれっ、なんかちょっと広くなってないかな?」みたいな。「背中、広っ!」って。
ダイエット目的で始めただけで、筋肉ムキムキにはなりたくなかったはずなんだけど、「これ、意外とイイかも」と思ったんですよね。しかも、念願だった腹筋の縦筋もちょっと入ってたし。
ーーそうなると、生活習慣もトレーニング寄りに変わっていきそうですね。
山下 食事なんかは、ジャンクフードとかそういうものは自然と控えるようになりました。やっぱり「よくないよ」とは聞いてたし、せっかくやるなら結果を出したいじゃないですか。こんなにトレーニングを頑張っても、ジャンクなものをいっぱい食べとったら意味ないんかなとか思って、食べる量は減らしていきましたね。
ーーもっとも控えたものってなんでしょう?
山下 お菓子ですね。アルフォートとか、1日2つぐらい食べてたんですよ。ポテチとかも大好きやったんですけど、控えるようになりましたね。朝の菓子パンもやめました。
晩ごはんはいままで通り母の作ってくれたものを食べてましたけど、タンパク質を摂るように意識はしていて。だから、お昼は自分で鶏肉買って焼いたりとか、プロテイン飲んだりとか、工夫してました。
ーー有酸素運動は。
山下 その頃は、そこまでしてなかったですね。実家からジムまで、自転車で20分ぐらいはかかるところやったんですよ。その行き帰りが有酸素運動代わりになるから、それでいいかな、みたいな。
ーーその段階で「デブ」と言われたトラウマは消えましたか。
山下 まだ、そのコンプレックスは強かったと思うんですけど、中学の頃と比べたら、だいぶなくなってましたね。まぁ、そこは軽くいじる感じで「デブ」と言われただけだから、トラウマというほどにはなってなかったです。
トレーニングを続けるようになったのも、やっぱりコンプレックスがどうってのよりも習慣になっちゃったからで。「やらなきゃ!」って気持ちでやるっていうよりは、「時間が来たけん、ジム行こうかな」ぐらいの軽い気持ちでやれるようになってきたから、どんどん続けられて。