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9位 斎藤健 43票

 9位の斎藤健氏は「裏金」「旧統一教会」といった問題とは無縁である印象から1票を投じたという意見も多く、消去法的な選択という理由を挙げる人が続出。中にはこんな声も。

「回答は『いない』だが、その選択肢が無いので、名前も知らない齋藤健という人にしただけ」(静岡県・59歳男性)

9位 齋藤健 ©文藝春秋

 一部ながら、法務大臣時代に熱心に取り組み導入された「共同親権」への強固な支持もあり、得票の上積みに繋がった。これまでキャッチフレーズでは「最初はグー、さいとうけん」「必ず最後に“健”が勝つ~!」など試行錯誤を繰り返している斎藤氏、今回の総裁選が広く知られる足がかりとなるか。

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8位 野田聖子 85票

 かたや「共同親権」反対派の8位の野田聖子氏は、「共同親権」では不支持を集めていたが、「選択的夫婦別姓に賛成だから」(京都府・64歳女性)など「選択的夫婦別姓制度」に賛成する立場から多く票が集まる格好に。「リベラル」といった単語やクリーンさに惹かれて、投票する人も多く見られた。2021年にはなんとか悲願の初出馬を果たしたが、今回は推薦人集めの苦戦が伝えられている。

6位 野田聖子 ©文藝春秋
 

7位 林芳正 103票

 7位の林芳正氏は、「安定感」から支持する声が圧倒的多数。消去法という消極的な理由も目立ったが、「英語で外国に対等に渡り合える国際良識派」(広島県・64歳男性)など世界の首脳と渡り合える能力を評価する意見も多く寄せられた。

8位 林芳正 ©JMPA

6位 河野太郎 107票

 6位は河野太郎氏。支持層を見ていくと、若い層が多い。全体の投票者平均年齢が62.1歳も河野氏支持者に限ると57.7歳。若年層から「ちゃんと仕事をしてくれる」という期待の声が集まっている。

4位 河野太郎 ©文藝春秋

「決断力があり、変化の速い時代に合っていると思うから」(兵庫県・29歳男性)

「国民のことを考えてそう」(東京都・17歳女性)

「信頼度が高いから」(千葉県・15歳女性)