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「いつでも新たなシンボリックトレインを仕立てられる」という自信
もちろん白地に青の新幹線も人気があるけれど、ドクターイエローに代わるシンボル的な列車があれば楽しい。JR東海もその答えを探り始めていて、2025年2月21日から9月中旬まで東京ディズニーリゾートとコラボした「Wonderful Dreams Shinkansen」を運行する。
トレードマークである青帯まで取り去って、側面にディズニーのキャラクターをデザインする。ディズニーとのコラボレーションはJR東日本が先行しており、こちらも人気だという。
このアイデアの先駆者はJR西日本だ。鋭角的な500系車両を使って「エヴァンゲリオン プロジェクト 500 TYPE EVA」を仕立てたかと思えば、こんどは同じ車両を塗り替えて「ハローキティ新幹線」を走らせた。どちらも国内外からファンが訪れる人気車両だし、キャラクターのファンではない人もスマホで撮影してシェアしている。
いままでJR東海は頑なに「白地に青」を守ってきた。しかし、「Wonderful Dreams Shinkansen」の実現によって「いつでも新たなシンボリックトレインを仕立てられる」と宣言した。そうなると、次はどんな列車が登場するのか楽しみになってくる。こうして東海道新幹線はいつまでも注目の的になるだろう。





