山崎貴とTikTok

山崎:TikTokは見ますか? あれってものすごい時間泥棒なんですよ。

深緑:TikTokは全然見ないんです。

山崎:見ていると今の感性とかスピード感っていうのが伝わってくる気がします。だけどAIがよくできているので、長期滞在した映像や最後に見た映像の属性から、それっぽいやつをどんどん流してくるので、だんだん自分の好きなものしか流れなくなってくるんです。

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深緑:危ないやつですね。

山崎:これが若者の感性かと思っていたら、大間違いみたいなことがあります。だけど極力、今の子たちの感性には触れるようにしていきたいなと思っています。自分の感覚が少し  ずつ変容していくのが僕は好きなんですよ。会社の中でもジョブチェンジを繰り返しながらやってきたので。同じような場所にいるふりをしながら、内容だけが変わってくということを意識してやるようにしています。

深緑:分かります! 私も書く作品のジャンルをいつも変えちゃうから。