【9区】中央大の給水担当にスラムダンク・三井がいた!?

 9区では給水が話題となりました。

 関東学生連合で出走した日本薬科大4年生の染谷雄輝選手は、父・雄二さんから給水を受ける予定でしたが、誘導がうまくいかず、親子での給水が叶いませんでした。

 もう1人話題となったのが、中央大の吉居駿恭選手を担当した西優斗選手です。ミュージシャンのような長髪、スラムダンクに描かれたグレている時の三井寿のようなビジュアルに、SNSは大盛り上がりとなりました。

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給水をされた中央大の吉居駿恭選手 ©EKIDEN News
給水をした中央大の西勇斗選手(中央大学公式サイトより) 

給水係はどこまで呼んでいいのか?

 ところで最近気になっているのは、給水係はどこまで呼んでいいのかということです。今大会では中央大4区の岡田開成選手に給水をしたのは、OBの森凪也選手(現Honda)。岡田選手と森選手は6学年離れているため、在学が被っていないわけです。10区で東洋大の給水を行った“口町ロケット”でおなじみ口町亮選手(現SUBARU)も同様です。さらに2区では関東学生連合・駿河台大の古橋希翁選手に、JRAジョッキーの松岡正海さんが給水しました。交流があるとはいえ、もはや陸上選手でもありません。

 給水係のゲスト化は2013年に早稲田大の大迫傑選手に、投擲のディーン元気選手が給水したところから始まっているのですが、ここまでくると野球の始球式のようです。一体どこまでゆかりのある人を呼んでいいのか、そのうちアイドルや政治家なんかも来てしまうのか。1キロ3分ペースで選手と並走できなくては務まりませんが…。

 僕の見立てでは、過去の名シーンを映す「今昔物語」のネタが少なくなった日テレが、給水にドラマ性を加えることで、新たな今昔ネタを作ろうとしているのではないかと睨んでいます。勝敗が見えてきた後の視聴率を考えると、制作者としては見逃せないポイントでしょう。