「違法ドラッグの流入」が社会問題化していた

 トランプ氏はかねて「ベネズエラは麻薬と不法移民をアメリカに送り込んでいる」と批判し、米国の安全が同国に脅かされていると訴えてきた。同氏の“安全第一アピール”に米国民が共感していることが背景にあると言えるだろう。

 実際、米国で人気があるコメディアンのテレンス・ウィリアムズ氏も「私はトランプ大統領を支持する。我々の総司令官を信頼している。米国の安全を守ることが最優先なのだ」とトランプ氏の軍事介入を評価している。

 特に、中南米から違法ドラッグが流入し、その使用による死亡者が増加して社会問題化している状況が米国民をトランプ氏支持へと向かわせていると思われる。実際、この世論調査では、53%の回答者が、ベネズエラへの軍事介入は違法ドラッグの米国への流入を防ぐのに役立っていると回答している。

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「トランプは米国民を守った」という評価も

 Xでも、トランプ氏が違法ドラッグから米国民を守ったことを称賛する声が上がっている。

「トランプ大統領は、ベネズエラで行動を起こし、アメリカ全土の労働者家族をフェンタニルやコカインなどの致死的な薬物から守った。トランプ政権は見事な成果をあげた」

「マドゥロの麻薬テロ政権に対して、トランプ大統領は決断力ある行動をして、自国民を守った。私たちの街を致死的な麻薬で溢れさせることは、単なる犯罪ではなく、戦争行為だ。太陽のカルテル(Cartel de los Soles/マドゥロ大統領の指揮下にあると米国が主張していた犯罪組織)を解体するために軍艦と海兵隊を展開することは“アメリカ人を攻撃すれば、壊滅に直面する”という明確なメッセージと言える」

「マドゥロは麻薬の密輸を止めなかったので、事態がエスカレートしたのだ。今度こそ、密輸が止まると願いたい」

 しかし、アメリカの人々がトランプ政権のベネズエラ攻撃を支持しているのは、米国の安全保障上の理由からだけではない。彼らはトランプ氏が、ベネズエラを独裁政権から解放し、同国に自由を取り戻させるのに貢献したことを称賛している。