「会社の客寄せパンダ」と言われても気にしない
――取締役に入られてから約2年で年商が倍以上になりました。この業績のアップが社長就任に繋がったのでしょうか。
大津 それもあると思います。でも、売り上げについていうと、僕だけがやったということではなく、会社全体で出した結果なので、「自分がやったぞ」みたいな意識はないです。
コミットの取締役になる前から、自分でASSISTという会社を持っていたので、この結果はそこでの経験も活きています。コミットは会社の規模もかなり大きいので、やれることの幅が広がり、今はワクワク感が強いです。
――社長就任の記事が出たあと、ネットのコメント欄やSNSでは「会社の客寄せパンダ」「広告塔」といった声も上がりました。
大津 気にしていないですし、そういう意見が出ることも予想していました。ASSISTを立ち上げた時もそういう声がありましたけど、そのときも気にしませんでした。むしろ、社長やりますといって、何の反応もない方が嫌です。無関心で流されるのが僕は一番嫌なんです。
「パンダ」と言われても何かしら注目されれば、多くの人の目につくので、それをうまく自分の会社のプロモーションに利用すればいいかなと思っています。
実際、こうして取材にも来ていただいているので、会社の中でゴリゴリ実務を回しながら、プロモーターとしての役割も果たせているのかなと。自分がちゃんとやっているからこそ、何ひとつ恥ずかしいことがないんです。そして働いている仲間達は、僕がゴリゴリ実務をやっていることを知っていますからね(笑)。
アンチが出て「これでやっとサッカー選手になれたな」
――ネガティブな見方をされても気にはしない。
大津 ネガティブな声をネガティブに感じることはないですね。むしろありがたい話ですよ(笑)。
サッカーでも、活躍して名前が知られ始めると、アンチが出てくるんです。そこで若手とかは凹む選手もいるけど、僕はそういう選手に対して「おめでとう。良かったな。これでやっとサッカー選手になれたな」と言っていました。
よくも悪くも、評価してもらうことで注目度が上がるし、「世の中の人はそういう風に自分を見ているんだな」というのも分かるので、全然マイナスじゃないです。
総じて関心があるからネットでコメントしてくれたり、SNSに投稿してくれたりするわけで、僕らの会社としてはそこに損はないんです。そこから5%でも10%でも僕らのことを知ってくれる人が出たら、会社としてはプラスじゃないですか。
