敗者復活戦で勝ち抜き、何も思い浮かばず「行ってきまーす」
――敗者復活戦で勝ち抜いたときはどのような気持ちでしたか?
零士 「みんなとハイタッチして、テレビ朝日へ向かってください」みたいに送り出されたんですけど、僕らにもこういう時間が来るんだって思ってました。前年度はマユリカが敗者復活戦から決勝に行ってたけど、あのときのマユリカみたいになってる?って。
それで最後に「何か一言」って言われたんですけど、正直何も考えてなかったから、「行ってきまーす」って。
山口 これからみんな「行ってきまーす」でいくんじゃない? ああいうときって言葉出ないから。でもみんな、うおおって拍手してくれて。
零士 あれは優しかったね。
――決勝の舞台に移動している途中は、2人でどのようなお話をされたんですか?
零士 2人とも最高潮の気持ちになりすぎて言葉が出なかったんですよ。
山口 リアクションだけというか。「え? 行けた?」って。
零士 「マジ? 行けた? 決勝って行けんだ」しか言ってないです。だから今考えると、決勝の舞台に出ても「行けんだ」しか言えない人間になってた可能性があった。
――カナメストーンさんは、真空ジェシカさんとママタルトさんと3組でずっとライブを続けられていますよね。今回の『M-1グランプリ』で、ついに3組全員が決勝に進出できたという。テレビ朝日に着いてから、2組とお話しする時間はありましたか?
山口 テレビ朝日に着いたら、俺らだけの楽屋があったんですよ。
この後どうすりゃいいのって待ってるときに、真空ジェシカとママタルトが駆けつけてくれて、「やりましたねー!」みたいなことは言ってくれたな。初めて3組でライブをやったときは、真空ジェシカだけが決勝に行ったんだっけ。
零士 次にママタルトも決勝に進んだから、後輩に気を使わせちゃってやばいってなりましたね。
山口 そのライブの中で真空ジェシカのガクが「いいM-1」っていうくだりがあるんですけど、『M-1グランプリ アナザーストーリー』で俺らが決勝に進めることが分かった瞬間の決勝組の楽屋が映ってて、ガクが「いいM-1」って言ってたね。
零士 ママタルトとかガクが『アナザーストーリー』で「まだある」って言ってたのもそういうお決まりの流れ。今までは僕らが『M-1』で負けたときに「まだある」って言ってくれてたんですよ。
でも3組同時に『M-1グランプリ』の決勝に行ってるの、シンプルにすごくないですか。それで誰もファイナルステージに行けなかったのもいいよね。
