竹内 それで……えーと、いままでいろんなインタビューを受けて、コンビ解散の話も聞かれたんですけど、どこでも話してないというか、別に言わなくていいことがあって。
「お前ら、あんまり舐めんなよ」
――ああ、そうなんだ……じゃあその話、聞かせてもらおうかな。
竹内 あっはっは! そこで、「じゃあコンビ解散しよう」ってことになったんですけど、1年後くらいまで入ってる仕事があったので。「あと1年間は続けて、金を貯めてから解散しよう」って話になったんですよ。番組とか営業とかもあったので、それで少しは貯金ができるから、それを解散した後の活動資金にしようと。「それいいね!」「じゃああと1年だけ頑張ろうか」ってなったんですよ。
――「計画倒産」ならぬ「計画解散」ね。
竹内 それでマネージャーに電話して説明して、「1年後に解散します」って伝えたんです。マネージャーも「わかった」って言ってくれたんですけど、その1週間後ですよ。そのマネージャーが「おい竹内、斎藤」「なんですか?」「スケジュール全部バラしといたから」って。
――えっ? なんで?
竹内 「お前ら、あんまり舐めんなよ」「真剣にお笑いやってる人たちがいっぱいいるのに、1年後に辞めるって決めてるお前らを誰が応援するんだ」って、めっちゃ怒られて、決まってた仕事もぜんぶなくなりました。
厳密に言うと、日本テレビ「笑点」のBS日テレ版で、若手の落語家さん中心でやってる「BS笑点」っていうのがあるんですけど、それのネタ出演だけが残りました。収録直前でバラせなかったらしくて、これが最後の番組出演で最後の仕事になりました。
あとになって考えれば、そうされて当たり前なんですけど、そのときの俺とやっくんは「あああ、こんなはずじゃなかったのに……」ってなっちゃいましたね。