竹内 いや、当初からなんですよ。やっくんが「コンビを組んでくれ」って言ってきた日に、「コンビ名もタケが決めていい。ネタの決定権もタケで、リーダーももちろんタケでいい。それでもいいからコンビを組んでくれ」って。
――竹内君が3人目の相方っていうことは、ふたりとコンビ解散してるわけだから、焦ってたのかもなあ。ちょっと言い方が難しいけど、その言葉を真に受けてしまったんだ。
竹内 あっはっは! そうなんです。そのまま受け取っちゃいました。それでコンビ仲が悪くなってしまって。ライブの楽屋とかテレビ局の廊下でケンカしたり。でも、裏でやってるぶんにはまだよかったんですけど、ロケ中に手を出すケンカをしちゃったこともありましたから。そうなるとスタッフさんにも気を遣わせるし撮影も止まるし、仕事に悪影響が出てますからね。だからコンビの仲って本当に大事だなって、後から思いました。
――いまでこそ仲良しコンビがいっぱいいるけど、当時は「コンビは仲が悪くて当たり前」とか、「仲が悪い方がカッコいい」みたいな風潮もあったから。
竹内 当時はまだ尖ってる人もいっぱいいたじゃないですか。極端に言うと「俺がいちばんだろ」みたいな。いまってどちらかと言うと「みんなで仲良くやろう」っていう風潮だと思うんですけど、当時だって仲良くやってた方がライブでも撮影でも円滑にできたはずなんですよ。そこに気づけてなかったのが大失敗ですね。
仕事があったのに「解散」した理由
――そんななかで、2005年の4月に解散するわけだけど、まだ仕事はぜんぜんあったでしょ?
竹内 いっぱいありましたね。テレビも含め、半年とか1年先ぐらいまで決まってるのもありましたし。
――解散は竹内君から切り出したの?
竹内 えーと、詳細は覚えてないんですけど、何かの収録の帰りに、ふたりで和民に飲みに行ったんですよ。
――ふたりで? 仲が悪いと、まずコンビだけでは飲みに行かないよね。
竹内 大学時代はふたりでよく飲んでたんですよ。それで「久しぶりに行くか」みたいになって。久しぶりっていうか、年に数回ですけど、僕らはふたりで飲みに行ったりしてましたよ。
――そうなんだ。その居酒屋で、解散の話になったわけ?
竹内 そうですね……。ダメだ、やっくんの話はちょっとお酒が要りますね。