相鉄線鶴ケ峰駅から歩いて4分ほどの飲食店が連なる鶴ケ峰商店街に「立ち喰いそば食堂一味(いちみ)」がオープンしたのは2024年6月頃だった。
立ち食いそば界隈の友人たちからの評判も良い。ワンオペで手際がよく、お酒も飲めるし、味もよいと。なかなか行けず宿題店となっていた。
そんな訳で花粉が凄まじく飛び舞う、急に暖かくなった2026年2月最後の土曜日に訪問してみることにした。
横浜駅、新横浜駅から約10分の「鶴ケ峰駅」に降り立つと…
鶴ケ峰駅は10年ぶりだ。横浜駅から相鉄線快速に乗れば約10分。新横浜駅から相鉄新横浜線に乗れば同じく約10分だ。意外と近い。
西谷駅から鶴ケ峰駅あたりは線路沿いに帷子川(かたびらかわ)が流れ、その旧流域が曲がりくねって親水緑道を作っている。土地も起伏があって車窓の眺めも目まぐるしく変わる。そこに10カ所の踏切を除却する地下化工事が加わって忙しない景色が続く。
午前11時前に鶴ケ峰駅に降りると、初春というより4月頃のもわっと温かい空気につつまれた。最近の気候はどうも異常だ。
雑多な商店街を通り抜けて4分ほどでお店に到着
鶴ケ峰駅の駅前には区画整理などまったく無縁な昭和時代を感じさせる独特な雰囲気の商店街が続いている。保育園、ドトールコーヒー、ちよだ鮨、カラオケ屋、横浜銀行、さらに進めばラーメン屋、うなぎ屋、店先に大量の焼き鳥を並べた渋い焼き鳥屋、カステラの切り落としが人気のパン屋など、ありとあらゆる商店が軒を連ねる。雑多な雰囲気がすごい。
その道をだらだらと下りながら水道道に進み、鎧橋を渡ってしばらく進むと右側に真っ赤な日よけテントの「そば食堂一味(いちみ)」が現れる。

