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しかし、年が変わった1974年2月、殺害前日の7月19日に大場が細入教授から別荘の鍵を借りていたことが判明。
さっそく八王子の別荘を捜索したところ、敷地内にある物置から泥の付いたスコップが発見され、2月19日に失踪前日に新宿で購入していた赤いハイヒールの片方が、翌20日にはもう片方も200メートルほど離れた藪の中から見つかる。警察は近くに遺体が埋められているものと懸命に捜索を続けたが、一向に発見には至らない。
ミイラ化した遺体が発見
当初300人いた警察官は最終的に7人にまで縮小され、彼らは広大な雑木林の中をしらみ潰しに探し回った。結果、28日14時30分ごろ、別荘から約50メートル離れた崖下にある造成予定地から異臭を放つ土嚢が見つかり、その中からミイラ化した女性の遺体が発見される。
遺体は「く」の字に曲げられた状態で、洗濯用ロープで三重に縛られており、50センチほどの穴にうつ伏せで埋められていた。
そして体に残っていたオレンジ色のワンピースや、髪型、掌紋などから遺体は不倫相手だった女性と断定。その後の司法解剖により、死因は首を絞められたことによる窒息死と判明した。