西武グループの施設がドカドカと…
軽井沢駅の南側。そこには、巨大な商業施設が広がっていた。軽井沢・プリンスショッピングプラザというらしい。
その奥にはプリンスホテルやその系列のゴルフ場もある。軽井沢駅南口はプリンスホテル、つまり西武グループが運営する一大リゾート地、というわけだ。
西武グループは、大正時代に軽井沢をリゾート地として大いに飛躍させた立役者でもあった。だから、駅の南側にはこれでもかというほど西武系列のリゾート施設が建ち並ぶ。商業施設はもともとゴルフ場の一部だったが、新幹線の開業を見据えて90年代にリニューアルしたという。
さらに、駅の北にあるバスターミナルにも、これまた西武系列、西武観光バスが発着している。軽井沢は、まるで西武の城下町、といったところだろうか。だからといって、ライオンズファンが多いかどうかはわかりません。
そんな西武バスが行ったり来たりするバスターミナルの脇、新幹線の線路沿いにも多くの人が集まっている商業施設があった。
かつては信越本線の線路があり、しなの鉄道が引き継いだのちは駐車場になっていた。そこを開発して軽井沢T-SITEという商業施設としてオープンしたのが今年の3月17日。つまりついこの間だ。
軽井沢を訪れる観光客の中には、開業間もない商業施設がお目当ての人も多いのだろう。
駅前だけで軽井沢を語るなかれ
と、こうして駅前の風景だけを見れば、軽井沢の観光客は駅前の商業施設ばかりに殺到しているのではなかろうか、と勘違いしてしまう。わざわざ新幹線に乗らなくたって、似たような商業施設ならば東京にいくらでもあるではないか、と。
が、もちろん軽井沢はそんな単純な町ではない。



