え、これが550円ですか…? 豪華な海鮮が目白押し!

 お風呂から戻るとすでに食事が準備されていた。どう考えてもワンコイン定食とは思えない品数だ。SNSでみた写真よりも実物の方がインパクトがすさまじい。完食するのに覚悟が伴うほど圧倒的なボリュームに見える。

本日のお魚定食

 感動していると根田さんが一品ずつ丁寧に説明してくれた。

 ・ヨコワ(マグロの幼魚)、イサキ、トビウオのお造りとアジのなめろう

 ・サワラの西京焼き

 ・アジの唐揚げ(甘辛タレ漬け)

 ・マグロの煮つけ

 ・イセエビのお頭入り味噌汁

 ・ピーマンのおひたし

 どれも五島で獲れた地魚を使ったここでしか食べられない贅沢な料理だ。一日釣り倒して空かせたお腹を満たしていく!

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 まずはお刺身から。ヨコワはクロマグロの幼魚でありながらも赤身の旨味がしっかり感じられ、ほのかに乗った脂も相まって美味い。ビンチョウマグロのようなもっちりとした食感も成魚とは異なる味わいがある。

刺し盛

 一方でトビウオは淡白な白身だが、ほのかな青魚特有の風味にもちもちとした食感が上品でよい。関東のスーパーでも流通している魚だが、少し臭いが気になり、お刺身で食べられる鮮度の物は稀。雑味のない状態は島ならでは。

 イサキは個人的に隠れ高級魚の一尾で、白身で脂の有無にかかわらず身そのものの香りと旨味が強い。炙りやそのままでも美味しい魚だが、漬け、コブ締め、塩麹漬けなど味を添加してこそ化ける側面もある。黒潮の影響を受ける長崎県での漁獲高が多く、県を代表する魚といっても過言ではない。

 アジのなめろうはごま油の風味が食欲をそそり、1杯目のご飯を空にするには十分な“おかず力”がある。心配無用。白米のおかわりは自由だ。