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「赤字にはならないギリギリの価格設定です……(笑)。スーパーの鮮魚品も島外に比べれば驚くほど安いですが、さらに市場で購入したり、PRのお手伝いをするかわりに安く卸してくれるパートナー企業さんがいたり、友達が釣った魚を持ってきてくれたり……。島ならではの繋がりで成り立っています。
味付けをほめてもらうこともありますが、シンプルな味付けでも美味しいのは魚のおかげです。来るのは大変だと思いますが、ぜひ五島まで食べに来てもらいたいです」(同上)
「来島してもらうにはこちらも歩み寄らないといけない」という根田さんの信念はSNSを通じて多くの人に伝わっている。私もその一人だ。
美味しい魚が食べたければ五島へ!
見た目の豪華さに釣られて上五島中通島へ来たものの、実際は映えだけでなく素材の良さ、それを引き立てるひと手間によって、写真では伝えきれない料理の深みと温かさを感じることができた。
コスパやタイパが求められる現代であろうと、時間と労力をかけてでも味わうべき価値が五島にはあるのではないだろうか。五島はいい意味で背伸びしていない島の風土で居心地が良い。釣り場と魚に恵まれた上五島。長期休みがあればぜひ旅行を検討してもらいたい。
