中学校ではイジメにあって…
愛迷 「自分はほかの人と違うんだ……」という思いが拭い去れず、つらい時期もありました。もともと、大人数でわいわい騒げるタイプの人間ではなく、休み時間もひとりで自席でよく寝てしまっていましたね……。中高一貫の女子校にかよっていたんですが、いわゆる女子校ノリとはちょっと違う性格だったこともあってあまり馴染めませんでした。
そうした環境下で、中学時代はいろんな子が順番に無視をされるイジメみたいなものが流行していたとき、イジメの対象になりました。
――具体的にはどのようなことをされましたか。
愛迷 無視をされる、靴を隠される……などですかね。中学時代は自分でも「生きているのがつらい」という気持ちが募ってしまって、自傷行為をしてしまったことがあります。これは母をたいへん悲しませました。自分は生きたくても生きられない子たちを間近で見てきたはずなのに、何をやっているんだろうと反省しました。
体の傷跡は「生き抜いた証」
――高校もイジメは続く。
愛迷 そうですね。当時、雑誌『Popteen』を愛読していて、読者投稿の欄に写真を送ったら採用してもらえたことがあったんですが、それを誰かが切り抜いて生徒指導部室の扉に貼ったりとか……そういう嫌がらせはありましたね。
ただその頃には、「生きているのがつらい」という気持ちになることはなく、自分の身体の傷跡をみても「これは私が生き抜いた証なんだ」と思えるようにはなっていました。信頼できる友人には自分の身体のことを話していたし、彼女たちも真剣に受け止めてくれたりもしました。
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